2000/12/14(THU)

離ればなれの仲間達

先週、東京にいるツーリングクラブのメンバーH君からリンゴが届いた。
彼の祖母のいる長野で採れたリンゴだそうだ。
箱を開けると甘酸っぱい香りが溢れてきた。
そのリンゴを頬ばりながら彼と走った日々、離ればなれになった仲間達を思い出した。

H君は昨年末まで仕事の関係で3年間広島に在住、その折りに知り合った。
'96の秋にH君と初めて一緒に走り、年が10も離れてるのに妙に波長が合う奴だった。
やがて、自分が出入りしてるバイク屋で出会った、N君と3人で連んで走るようになり、このほか2人の女性ライダーを含めて、その年の年末5人でツーリングクラブを結成した。

クラブの名前はKrazy Chickens
krazyはcrazyのスラングでとんでもなく狂った奴、chickenはおなじみ臆病者、併せて臆病者の大馬鹿達と言う意味だ。

このツーリングクラブが変わっていて、隊列組んで走るのは稀で、各々が好きなペースで走っている。
止まるポイントを決めておいて、次はどこどこで・・・・と言った具合だ。
まあ、ライダーなんて人種は結構、自己主張の強い奴が多いので、人に併せて走るのはまっぴら御免、遅くても速くてもストレスが溜まってしまうものだ。
ましてや、人に併せて無理して事故られたりしたら、それこそツーリングも台無しになってしまう。
昨年クラブに入ったY君などは「ソロツーリングしてるみたいだ」とぼやいている。
まあ、これは慣れて貰うしかない ・・・・。(笑)

かと言って、バイク乗りが皆自分勝手というのでは無く、自己を大切にしながらも、相手を尊重してるのだと思う。

それが何より証拠には、ライダーがトラブルっていたりしたのを見かけると、同じライダーとして素通りすることはまず無い、殆どのライダーは見ず知らずの相手であっても「どうかした?何か手伝おうか?」と気に掛けるものだ。
自分も今までそうしてきたし、そうして貰ってきた。

現在クラブのメンバーは7人、元々皆広島に居たのだが現在は離ればなれになっている。
広島は自分を入れて、Y君と2人になってしまった。
会長のN君は昨年末、仕事の関係で山梨の韮崎に転勤。
T君は岡山県、来年あたりは転勤で何処に行くものやら。
冒頭のH君は家業を継ぐために、東京練馬の実家に帰った。


女性ライダーのひとりSちゃんは、昨春九州の久留米に引っ越して、僅か1月でバイクの盗難に遭い休部中、現在は東京にいる。
もうひとりの女性ライダーYちゃんは、語学留学で現在渡米中、年内には日本に帰って来るものの、その後仕事は何処で就くか解らない。

なにやらバラバラと思われるが、近くの者同士で連んで走ったり、電話でやりとりしたり、メールでワイワイやっている。
またクラブの取り決めで、年に一度は集まって走ろうと言うことになっている。
今年は5月に琵琶湖で集まった。
皆一泊二日の日程だったが、H君のみ連休が取れず、土曜日の夜中に東京を出発し日曜の朝琵琶湖に到着。
そのまま皆で走り、寝ずしてその日の内に東京に帰っていった・・・・。

このH君、いつも話題には事欠かない。
実は広島在住3年間の内、1年半しかバイクに乗れなかったのだ。
というのも、'98年の夏に免許取消となり、'99年の秋に免許を再度取得し程なく帰郷したためだ。
彼にとって広島とは、良い思い出になったのであろうか・・・・?
こうしてリンゴを送って来るところを見ると、まんざらでは無かったのかも。
今度、お好み焼きともみじ饅頭でも送ることにしよう。

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